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• 〒153-00** 東京都目黒区某所
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ご縁、出逢いというものは、本当に不思議なもので、尊敬するフォトグラファー Sumiko Taniuchi 氏 のホームページを制作する機会に恵まれました。

目黒区の中心地より、本州最西端の弊社へ御依頼を賜りましたことを、そして、数え切れないほどの、お打合せやメールを通して、クリエイター同士の熟慮を交わせたことは、とても有意義で幸せなお時間でした。この場を借り心より御礼と感謝をお伝えします。

MELLOW STUFF DESIGN 代表 Taniuchi 様、この度の御依頼を誠に有難う御座います。

□ デスクトップ 抜粋 メインイメージ

この度は、ホームページとロゴデザインのご案件。
「Photographer：Sumiko Taniuchi 」の写真作品は、一目すると前身から詩的な情緒の世界に覆われ、その渦巻く空気感に背後まで、ゆっくりと包まれていくような独特な感覚に誘われます。

弊社のホームページデザインのコンセプトは、お客様が本質的に必要とされている「最適解たる設計」を施し、お客様自身が年月を経ながらサイトを「演出」されて行くことに真意が御座います。

サイト内に採用される Photography や Flower arrangement は、全て Sumiko Taniuchi 氏が手掛けた作品です。

だからこそ「 MELLOW STUFF DESIGN（ メロウ スタフ デザイン ） 」様のサイト設計の力点は、終始、Taniuchi 様の作品本来の魅力を損なわずに鑑賞者の視覚まで運ぶこと。に尽きました。

□ Galleryページ 抜粋イメージ

□ ブログ一覧 抜粋イメージ

MELLOW STUFF DESIGN 代表 Taniuchi 様は、東京都目黒区の中心地にあたる某所を拠点に、フォトグラフィー、フラワーアレンジメント、各種デザイン、雑貨制作販売、それらに準ずる教室を、ご展開されております。そして、ブロガーとしてのお顔もお持ちで、某ブログサービス公認のプラチナブロガーでもあられます。

この度は、このように才能溢れる Taniuchi 様が、子宮体癌に罹患され、寛解に向けて前向きに進む日々の中で、従来のスタンスでの写真活動が難しくなってきたこと、16年以上綴られているブログに写真作品のポートフォリオとしての機能を持たせたいこと、同じ病に苦しみ悩む方たちの励みとなるようなホームページデザインとなること、そして、16年間、愛でられてきたロゴデザインのリニューアルを、というご要望でした。

□ ロゴデザイン 一部抜粋 イメージ

私事ですが、私の実姉は、7年前に43歳という若さで、この世を去りました。今の私と同い歳。Taniuchi 様と同じ、子宮体癌という病が原因でした。姉は、発覚時には既に手遅れの状態で、さぞ無念であったことだろうと思います。

とても優しい姉で、いつも我慢する役回り、7つ年上の姉は、小学生の頃から、私の食事の支度をしてくれていました。私の母の味は、姉の手料理だったわけです。姉は亡くなる前に「あなたは好きなことをしたほうが良いよ」と優しく話してくれました。その言葉の真意は、解りませんが、私なりにデザイン業を続けることが、その意味だと信じ今日に至ります。

Taniuchi 様とも、お打合せを介して、実姉のお話をさせて頂く機会があり、私が制作に込める想いの質をご理解して下さいました。

その上で、クリエイター同士で一つの作品を完成させるマインドの意味を説いてくださり、私自身、完成までの期間は、制作する悦びを再認識することができた一生忘れることのできない特別なお時間となりました。

□ Photographer: Sumiko Taniuchi

お写真のアスペクト比率は、2:3 , 3:4 , 2：3変形 , 1:1 …と機材やシュチュエーションにより変化するわけですが、それ自体もお写真の魅力の一部。

□ Photographer: Sumiko Taniuchi

詳細なデザイン手法や演出の解説は割愛させて頂きますが、モニターという平面の媒体の中で「長時間、視覚を飽きさせない」という大前提と真摯に向き合わせて頂きました。

□ Photographer: Sumiko Taniuchi

手前味噌では御座いますが、各媒体でのユーザビリティを含め、自信を持って、主コンセプトを成就させることができたと自負しております。

多くの方に、MELLOW STUFF DESIGN 様のサイトを閲覧して頂きたいと願いながら、Taniuchi 様の寛解と心身の全快を心よりお祈りしております。