BLOG the POST
- CATEGORYXX
-
CATEGORY↓ scroll
- ARCHIVEX
-
ARCHIVE↓ scroll
- TOPICX
Title: 勝山御殿祭り
|
topic:12月1日の日曜日に御殿町愛護会が主催される勝山御殿祭りへお邪魔してきました。
開催場所は、 有限会社 浜田造園 様 が公園管理をされている勝山地区公園。
浜田造園 様 も「ふぐ鍋」を出店されており、地域の絆を深め合うような温かい雰囲気のお祭りに心をほっこりさせてもらえました。
カラオケ大会に出場していた小さな女の子が歌うアニメソングはとても愛らしく、リズムに合わせてダンスする観客の女の子たちにも頬が緩む快晴の午後。
濱田社長と新しい案件のお話が交わせ、造園デザイナー平尾さんには、新しいユニフォーム案について助言を頂きつつ、頭の中で散らかっていたアイディアが纏まり充実した時が流れます…
お祭り名の由来である「勝山御殿」と呼称された勝山城は、長府藩主の居城、豊浦藩庁、豊浦県庁を経て、明治6年に解体されてしまったそうですが、建材の一部は、長府の覚苑寺(かくおんじ)の庫裡や客殿となり、立派な石垣は良好な状態でのこり勝山地区公園の礎となりました。
そして、2019年には「 国指定文化財 勝山御殿跡」に。その風格で城郭解体から時を経た現在も勝山山麓を護っておられます。
自然豊かで四季折々の木々草花や天然記念物の観賞もできる勝山地区公園には「勝山、青山、四王司山」という三山の登山口もあるので、僕は、お祭り後に一人登山をすることに…。
憶えば小学生の頃の遠足以来となる四王司山。山頂には四王司神社が約1800年前から鎮座され御祭神は毘沙門天王であられます。平安時代前期に 第56代 淸和天皇が毘沙門天像をお祀りされたことで世に広く知られるようになったとのこと。古神道まで遡れば、地主神や自然神と習合されたのやもしれません。
一ノ宮や秋根の地は、古事記にも登場するので、勝山地区は、何かと戦に縁深い地なのかなと妄想を膨らませつつ…久しぶりの登山に身体が喜んでいるのを感じます。
山道は、初心者の私にも優しい道で、要所に趣を添える飛石や敷石があり、道の気を和ませてくれており、クリエイティブな職人の技に魅せられ心も安まります…
撮影時のピントのブレもあり、うまく勝山御殿祭りの情緒をお伝えできていないことが無念ではあるのですが、西陽に照らされた街並みを眺めながら「まだまだ伸び代があるぞ」と己を鼓舞する日曜日となりました。
改めまして、濱田社長、温かい地域交流の場にお誘い頂き本当に有難う御座いました。
造園デザイナー 平尾さん、ご多用な折に、お話を交わして頂き本当に有難う御座いました。
また、直接のご挨拶の機会を逃してしまい恐縮なのですが、勝山御殿祭り関係者の皆様に心より御礼を申し上げます。
author: Kouzou Saika